Interview02 意匠設計

熱意・誠意・感謝は
デザインの細部に宿る

K.M.

2014年入社

仕事内容

意匠設計は設計業務の全般に関わる業務。お客様の要望をBIMによる3Dモデルで形にして提案します。近年は3Dモデルのほか、ウォークスルー動画の作成を行う機会などもあり、より仕事の幅が広がっています。
  • 地元にあるSAEKIに就職を決めたのは、幼少期の思い出の施設を建てた会社だったから。

    小中学生の頃から絵を描いたりモノを作ることが好きでした。高校で建築パースを教わったのをきっかけに建築の仕事に興味を持ち、建築学科のある大学に進学。他県の大手ゼネコンやハウスメーカーからも内定をいただいたのですが、最終的には実家の近くにあるSAEKIを選びました。決め手になったのは、企業説明会の時に目にした施工事例の写真。自分が子どもの頃に遊んでいた近所のコミュニティセンターが載っていて、遠からぬ縁を感じたんです。入社後、会社のサポートを受けながら資格学校に通い、26歳の時に一級建築士の資格を取得。その後、一級建築施工管理士やインテリアコーディネーターの資格なども取得し、業務の幅を広げるための努力を続けています。

  • 意匠設計は、映画で言えばプロデューサー。業務は設計にまつわるすべての領域に及ぶ。

    意匠設計の仕事は、設計にまつわるすべての領域に及びます。営業に同行し、お客様の要望をヒアリング。諸条件を考えながら外装や間取り、造作やデザインなどを図面に落とし込み、各種申請書の手続きも行います。お客様との定例打ち合わせにも参加しますし、現場に足を運ぶこともしょっちゅうです。映画やドラマの脚本家に似ていると言われますが、業務の幅広さを考えると製作総指揮を担当するプロデューサーに近いかもしれません。これまでに十数件の設計を自分の主導で担当してきましたが、特に印象に残っているのは一級建築士の資格を取得した直後に担当した工場です。SAEKIの歴史の中でも最大規模の物件を自分がメインで設計することになり大変な思いをしましたが、苦労が大きかった分、完成した時の達成感も大きかったですね。

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Schedule

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  • 08:00

    始業

    可児支店に出社。グループ内の設計ミーティングを週に2度行う。

  • 09:00

    業務開始

    BIMによる図面作成や各種申請書の作成などを行う。

  • 12:00

    ランチ

    近くのコンビニで弁当を買い、自席で食べる。

  • 13:00

    業務再開

    午前中から取りかかっている業務を引き続き行う。

  • 15:00

    外出

    現場へ出向くことも多く、週に数回は担当現場で確認作業を行う。

  • 17:30

    終業

    定時は17時30分。必要な場合は1時間ほど残業をすることも。

  • フロントローディングの推進により、従来よりも設計の重要性が高まっている。

    仕事を進める上ではPDCAサイクル(プラン→実行→評価→改善)を常に意識し、前回までの反省をしっかり次に活かすようにしています。加えてSAEKIでは近年フロントローディング(設計初期段階に負荷を前倒しして、施工時の生産効率や品質の向上を図る考え方)にも力を入れており、設計業務の重要性が今まで以上に高まっている。尊敬する建築家のミース・ファンデルローエが「神は細部に宿る」という言葉を残していますが、それをSAEKIで働く自分に当てはめてアレンジするなら「熱意・誠意・感謝は細部に宿る」ということになります。「自分がお客様だったら何を望むのか」を十分に理解し、自分たちの想いを細部にまで反映してカタチにできる建築士になりたいです。

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Private

ギターを弾くこととバイクに乗ることが趣味なので、休日はそのどちらかを楽しんでいます。エレキギターは大学時代に始め、社会人になってからアコースティックギターも購入。弾き語りを練習しています。