施工管理と聞くと、
「現場監督」
「ずっと現場」
「怖そう」
そんなイメージを持つ人も多いと思う。
でも実際の施工管理は、
“数百人規模のプロジェクトを動かすマネジメント職”
に近い。
しかも5年後には、
数億円規模の現場をまとめる立場になることもある。
普通に考えると、20代後半で、
を調整する仕事って、かなり特殊だ。
でも建設業では、それが現実にある。
だから施工管理は、
“どんな人間になるか”
がかなり重要な仕事だと思う。

施工管理の仕事は、
を行いながら、
建物完成まで現場を動かすこと。
現場には、
など、本当に多くの人が関わる。
施工管理は、その中心に立つ。
だから必要なのは、
「建築知識だけ」
ではない。
むしろ大切なのは、
だったりする。
つまり施工管理は、
“コミュニケーションの仕事”
でもある。
だから文系学生もかなり活躍できる。
最初は覚えることが多い。
毎日わからないことが出てくる。
でも、この時期に一番大切なのは、
「協力業者さんと話すこと」。
現場には、
など、多くの職人さんがいる。
最初は怖く感じるかもしれない。
でも、
これを続けることが大切。
なぜなら、
5年後、自分が現場所長になった時、
“助けてくれるのは現場の人たち”
だから。
建設業は、一人では絶対にできない。
最初の2年間で、
「この子なら助けたい」
と思ってもらえるかはかなり重要になる。
実際、話してみると優しい職人さんも多い。
現場は、
「一人で頑張る場所」
ではなく、
“チームで建物をつくる場所”
だから。
この頃になると、
を任され始める。
少しずつ、
「自分が現場を動かしている」
感覚も出てくる。
でも、この時期に気を付けなければいけないことがある。
それは、
“調子に乗ること”。
施工管理は、
立場になる。
だから勘違いしやすい。
でも現場は、
「施工管理が偉い」
わけじゃない。
建物を実際につくっているのは、職人さんや協力業者さん。
だから、
ことが本当に大切。
むしろ、
「一緒に現場をつくる仲間」
と思える人ほど、良い現場をつくる。
建設現場って不思議で、
人間関係が悪くなると、
全部崩れ始める。
逆に信頼関係がある現場は強い。
だから施工管理は、
“人間力がかなり出る仕事”
だと思う。

5年目になると、
数億円規模の現場をまとめる立場になる人も出てくる。
ここで仕事の内容は、
「自分が動く」
から、
「現場全体を調整する」
へ変わる。
現場では、
が動いている。
その中で、
を調整しながら、
現場を前に進めていく。
当然、毎日のように問題も起こる。
その時に重要なのが、
“わからないことを早急に聞くこと”。
若いうちは、
「こんなこと聞いていいのかな」
と思ってしまう。
でも現場では、
“聞かずに問題が大きくなる方が危険”。
だから、
ことが本当に重要になる。
現場所長は、
「全部知っている人」
じゃない。
“数百人をまとめながら、チームで建物を完成へ導く人”
だと思う。

以前の建設業は、
「現場に行かないとわからない」
「経験した人しか判断できない」
ことが多かった。
でも今は変わり始めている。
佐伯綜合建設では、
を進めている。
例えば、
によって、
若手社員が孤立しない環境づくりを進めている。
ただ、
“DXだけで現場は回らない”。
最後に現場を動かすのは、やっぱり人。
だからこそ、
がより重要になる。
建設業は今、
「人」か「DX」か
ではなく、
“人を支えるためのDX”
へ変わり始めている。
就活では、
を見がち。
もちろん大切。
でも、
“5年後にどんな人間になっていたいか”
も考えてみてほしい。
施工管理は簡単な仕事じゃない。
でも5年後、
立場になっている可能性がある。
しかもその力は、
一人で身につくわけじゃない。
人に支えられながら、少しずつ成長していく。
建設業って、
建物をつくる仕事に見えて、
実際は「人との信頼」を積み重ねる仕事なのかもしれない。
佐伯綜合建設 常務取締役 佐伯佳優