就活を始めると、
急にそんなことを考え始める。
とりあえず、
を見てみる。
なんとなく、
“文系っぽい”から。
でも正直、
「自分が何をしたいのか分からないまま受けてる」
そんな人も多いと思う。
説明会で、
横文字を聞く。
成長市場。
DX。
ソリューション。
コンサルティング。
なんとなく、
すごそうに聞こえる。
でも、
どこかピンと来ない。
「自分って、5年後どうなってるんだろう」
そこが想像できない。
就活って、
“内定を取るゲーム”
みたいになりやすい。
でも本当は、
「どんな人生を送りたいか」
を考える時間なのかもしれない。
建設業界というと、
「理系じゃないと無理そう」
と思われがち。
たしかに、
専門知識は必要。
図面も見る。
専門用語も多い。
でも実際に現場で必要なのは、
“知識だけ”ではない。
むしろ、
現場を動かしているのは、
人との関係性だったりする。
例えば施工管理。
名前だけ聞くと、
ずっと図面を見ている仕事に感じる。
でも実際は違う。
現場では、
など、
本当に多くの人と関わる。
しかも、
みんな考え方が違う。
年齢も違う。
立場も違う。
その中で、
「どうすれば現場がうまく進むか」
を考え続ける。
つまり施工管理って、
“人を動かす仕事”。
だから必要なのは、
だったりする。
これって、
かなり文系的な力だと思う。
もちろん、
最初は何も分からない。
図面も読めない。
専門用語も分からない。
職人さんと話すだけで緊張する。
でも、
みんなそこから始まる。
最初は、
現場写真を撮る。
職人さんの名前を覚える。
先輩の横で、
メモを取る。
でも少しずつ、
「次に何が必要か」
が見えてくる。
現場が止まりそうなら、
どう動くべきか。
誰に相談すべきか。
どう調整すれば進むのか。
毎日問題が起きるからこそ、
成長が早い。

建設業界のすごいところは、
若いうちから責任ある仕事を任されること。
施工管理として経験を積むと、
20代後半で、
数億円規模の現場を任されることもある。
しかも、
ただ“関わる”だけじゃない。
現場所長として、
現場のトップに立つ。
工程。
安全。
品質。
原価。
現場全体を見ながら、
多くの人をまとめていく。
普通に考えて、
20代で数億円規模のプロジェクトの責任者になる業界って、
そんなに多くない。
もちろん、
簡単ではない。
判断に迷う日もある。
失敗する日もある。
自分の未熟さに、
悔しくなる日もある。
でも、
その経験が、
5年後に大きな差になる。

昔の建設現場は、
「見て覚えろ」
の文化が強かった。
分からなくても聞きづらい。
一人で抱え込んでしまう。
そんな空気もあった。
でも今、
その働き方は変わろうとしている。
佐伯綜合建設でも、
を進めている。
それは、
単なる効率化のためだけではない。
“若手を孤立させないため”。
現場で困った時。
すぐ相談できる。
他現場の情報を共有できる。
一人で抱え込まず、
チームで現場を進められる。
さらに、
若手主体のPAS活動では、
なども行っている。
「若手は黙って学ぶ」
ではなく、
「若手が現場を変えていく」
そんな空気が、
少しずつできている。

IT。
広告。
人材。
コンサル。
どれも魅力的。
でも建設業界には、
少し違う魅力がある。
それは、
“自分の仕事が街に残ること”。
数年後。
自分が関わった建物が、
街に残る。
家族や友人に、
「この建物、自分がやった」
と言える。
しかも、
一人では作れない。
多くの人と関わりながら、
完成まで導いていく。
建設業界って、
“建物を作る仕事”というより、
“人と街を動かす仕事”
なのかもしれない。
5年後。
自分は、
どんな人間になっていたいのか。
誰かが作った資料を説明する人間になりたいのか。
それとも、
多くの人をまとめながら、
街をつくる側になりたいのか。
もし、
そう思うなら、
建設業界は、
思っているより面白いかもしれない。