人が成長する。技術が進化する。地域の未来を創る。

常務ブログ

2026.06.11

こんにちは。

佐伯綜合建設 常務取締役の佐伯佳優です。

今日は、私が仕事をする上で大切にしている考え方についてお話ししたいと思います。

それは、

「人が成長する。技術が進化する。地域の未来を創る。」

という考え方です。

この順番には意味があります。

私は、

技術が先ではなく、人が先。

だと考えています。


人が成長する。

私が経営者として最も大切にしているのは、人の成長です。

なぜなら会社を成長させるのは建物でも技術でもなく、人だからです。

現場で汗を流す社員。

休日に資格取得のため勉強する社員。

お客様の期待に応えようと悩み続ける社員。

会社の成長は、そうした一人ひとりの努力の上に成り立っています。

だから私は、人への投資を最も大切にしています。

当社では20代で現場所長を任される社員もいます。

現場所長の仕事は簡単ではありません。

数十社の協力会社をまとめ、

数百人の職人さんと工程を調整し、

何億円ものプロジェクトを管理します。

一つの判断ミスで現場全体が止まることもあります。

大きな責任があります。

それでも若いうちから挑戦することで、人は大きく成長します。

私は若手社員に責任ある仕事を任せたいと思っています。

なぜなら、その経験こそが未来の財産になるからです。


技術が進化する。

私は技術そのものに価値があるとは思っていません。

価値があるのは、

技術によって人の成長が加速することです。

佐伯綜合建設では、

BIM、

遠隔管理、

DXなどの先端技術を積極的に活用しています。

しかし目的は最新技術を導入することではありません。

人の成長を加速させることです。

以前、現場でなかなか力を発揮できず悩んでいた社員がいました。

毎日現場にいても、

自分の強みが見つからず、

自信を失いかけていました。

しかし彼はBIMに出会いました。

建物を3Dで再現し、

施工計画を見える化し、

現場の課題を解決する仕事です。

彼は誰よりも勉強し、

誰よりも試行錯誤を重ねました。

そして今では、

当社のBIMの中核人材として活躍しています。

さらにDX推進の中心として、

現場の働き方そのものを変える存在になっています。

昔なら10年かかっていた技術継承も、

BIMによって短期間で学べるようになりました。

ベテラン社員しか持っていなかった知識も、

見える化によって若手社員が吸収できるようになりました。

品質も向上する。

生産性も向上する。

そして何より、

若手社員がベテラン社員に勝てる分野が生まれる。

私は先端技術を、

「人の成長加速装置」

だと考えています。

技術が主役ではありません。

主役は人です。


地域の未来を創る。

私たちが完成させるのは建物です。

しかし本当に創りたいのは、その先にある地域の未来です。

朝、子どもたちが元気に登校する学校。

多くの人が安心して通う病院。

地域の雇用を支える工場。

新しい事業や挑戦が生まれるオフィス。

休日には家族連れで賑わう施設。

私たちが建てた建物の中で、

誰かの人生が動き、

誰かの未来が創られています。

建物は完成した瞬間がゴールではありません。

何十年にもわたり地域で使われ、

人々の暮らしを支えることで価値が生まれます。

だから私たちは、

建物を建てる会社ではなく、

地域の未来を創る会社でありたい。

そう考えています。


最後に

私は若手社員に期待しています。

会社を支える人材になってほしいのではありません。

会社を引っ張る人材になってほしい。

今の佐伯綜合建設を支えているのはベテラン社員です。

しかし10年後、20年後の佐伯綜合建設を創るのは若手社員です。

なぜ私がそこまで若手社員に期待するのか。

理由は二つあります。

一つは単純です。

私は若手が好きです。

成長する姿を見るのが好きです。

新しいことに挑戦する姿を見るのが好きです。

そしてもう一つ。

こちらの方が大きな理由です。

私は20代の頃、決して褒められた人間ではありませんでした。

今のように経営を語れる人間でもありませんでした。

そして正直に言えば、今も自分を特別能力の高い人間だとは思っていません。

人より優れた才能があるとも思っていません。

失敗もします。

悩むこともあります。

自信をなくすこともあります。

それでも私を信じてくれた人がいました。

期待してくれた人がいました。

チャンスを与えてくれた人がいました。

その人たちがいなければ、今の私はありません。

だから私は知っています。

人は今の姿だけで判断してはいけないということを。

自信がなくてもいい。

経験が少なくてもいい。

大切なのは、成長しようとすることです。

私自身が多くの人に信じてもらったように、

今度は私が若手社員を信じる側でありたいと思っています。

そして信じるだけではなく、

挑戦する機会をつくり、

成長できる環境を整え、

可能性を広げる役割を果たしたいと思っています。

今までのやり方の延長線上に未来はありません。

AI。

DX。

人口減少。

建設業を取り巻く環境は大きく変化しています。

だからこそ必要なのは、

過去の成功体験ではなく、

未来を創る若手の挑戦です。

私は人の可能性を信じています。

だから人に投資します。

人が成長する。

技術が進化する。

地域の未来を創る。

この言葉は会社の理念ではありません。

私自身の信念です。

そして未来を創る主役は、

これから入社してくる皆さんだと思っています。