建設業2.0をつくりたい。

常務ブログ

2026.06.11

学生と話していると、よく言われることがあります。

「建設業って古いですよね」

「正直、就職先として考えたことがないです」

「そもそも選択肢に入っていませんでした」

そのたびに少し悔しくなります。

なぜなら建設業は、社会に必要不可欠な仕事だからです。

道路をつくる。

橋をつくる。

学校をつくる。

病院をつくる。

災害が起きれば地域を守る。

人が暮らしていくために欠かせない仕事です。

それなのに、

「古い」

「大変そう」

「行きたくない」

と思われている。

もちろん、そう思われる理由も分かります。

でも同時に、

建設業はもっと良くできる。

そう思っています。

だから私たちは、建設業2.0をつくりたいのです。

建設業2.0とは何か

私たちが目指している建設業2.0とは、

建設業を人気業界にすることです。

コンサル業界や金融業界のように、多くの学生が憧れる業界にしたい。

行けばモテる職業にしたい。

彼氏・彼女にしたい職業ランキングで上位に入りたい。

「あの時、建設業に行けばよかった」

そう言われる業界にしたい。

建設業のことは詳しく分からない。

でもなんだかカッコいい。

なんだか面白そう。

そんなふうに思われる業界にしたいのです。

もちろん人気だけが目的ではありません。

そのためには働きやすさも必要です。

やりがいも必要です。

待遇も必要です。

誇りも必要です。

生産性も必要です。

だから私たちは建設業を変えたいと思っています。

そのために新しい技術も使います。

新しい仕組みも取り入れます。

でも、それらは目的ではありません。

目的は建設業を良くすることです。

もし今使っている技術より良いものが出てきたら、私たちはそちらを使います。

道具にこだわりはありません。

こだわりがあるのは未来です。

私たちは建設業の未来を守りたいわけではありません。

建設業の未来を変えたいのです。

建設業が好きだから、腹が立つ

正直に言うと、私たちは建設業に対して怒りを感じることがあります。

建設業が嫌いだからではありません。

むしろ好きだからです。

好きだからこそ、

「もっと良くできるはずなのに」

と思うことがあります。

例えば以前、ある報告書を紙で回していたことがありました。

現場で作成する。

印刷する。

持って行く。

確認してもらう。

修正する。

また印刷する。

安全や品質を守ることは大切です。

でも、その手間まで守る必要があるのでしょうか。

「昔からこうしているから」

という理由だけで続いている仕事は、まだ業界の中にたくさんあります。

もっと簡単にできる。

もっと効率的にできる。

もっと働きやすくできる。

それなのに変わらない。

その状況に、私たちは少し腹が立つのです。

AIもDXも目的ではない

最近はAIやDXという言葉をよく聞きます。

新しい技術を使う。

働き方を変える。

どれも大切です。

でも私たちは、それ自体が目的だとは思っていません。

目的はもっとシンプルです。

働く人がもっと価値のある仕事に集中できること。

無駄な作業を減らすこと。

やりがいと待遇を両立すること。

そして建設業を、若い人たちが憧れる業界にすることです。

道具は時代とともに変わります。

今の最新技術も、10年後には当たり前になっているかもしれません。

だから私たちは道具にこだわりません。

本当にこだわりたいのは、

建設業をもっと良くすることです。

誰も正解を持っていない

今、建設業は大きな変化の途中にあります。

大手建設会社も積極的に挑戦しています。

でも実は、

誰も正解を持っていません。

建設業の働き方はどう変わるのか。

どんな会社が選ばれるのか。

どんな現場が当たり前になるのか。

大手企業も試行錯誤しています。

つまり今は、業界全体が挑戦している途中なのです。

だから面白い。

もし答えが決まっていたら、後は真似するだけです。

でも今は違います。

まだ誰もゴールを知りません。

だから挑戦する価値があります。

なぜ70年以上続く会社が変わろうとするのか

私は創業家の一人です。

この会社に育てられてきました。

社員の皆さんに育ててもらいました。

お客様に育ててもらいました。

地域に育ててもらいました。

だからこそ、この会社には感謝があります。

70年以上続いてきた会社には歴史があります。

今までのやり方を評価してくださったお客様がいます。

地域との信頼関係があります。

その歴史を守ることは大切です。

でも私は、

守るだけでは足りないと思っています。

会社に育ててもらったからこそ、

今度は私が会社を発展させたい。

進化させたい。

そう思っています。

創業家の役割は、会社を守ることだけではないと思っています。

先人たちが築いてきた価値を受け継ぎながら、

次の時代に合わせて進化させること。

その責任もあると思っています。

そして何より、建設業が好きです。

だからこの業界をもっと良くしたい。

もっと魅力的にしたい。

もっと誇れる業界にしたい。

そう本気で思っています。

社員にもっと返したい

建設業2.0を目指す理由は、社員のためでもあります。

私は社員が誇りを持って働ける会社にしたいと思っています。

もっとやりがいを持って働いてほしい。

もっと良い給与を受け取ってほしい。

そして、

「この会社で働いていて良かった」

と思ってほしい。

建設業を人気業界にしたいのも、結局はそこで働く社員のためです。

そのためには会社が成長しなければいけません。

生産性も上げなければいけません。

だから挑戦します。

だから変わります。

建設業2.0は社員のためにつくるものでもあるのです。

岐阜から建設業2.0を広げたい

私たちが目指しているのは、

生産性が高い。

やりがいがある。

待遇も良い。

そんな建設会社をつくることです。

もしそれが実現できたら。

全国の建設会社が見に来るかもしれません。

真似する会社が増えるかもしれません。

その結果、業界全体が少しずつ良くなるかもしれません。

大手企業に勝ちたいわけではありません。

有名になりたいわけでもありません。

ただ、

「建設業ってもっと良くできるよね」

を証明したいのです。

最後に

学生と話していると、

「建設業は選択肢にありません」

と言われることがあります。

正直、悔しいです。

建設業の魅力を伝えきれていない。

業界の価値を伝えきれていない。

私も含めて、まだまだ力不足だと思っています。

だから挑戦します。

建設業をもっと魅力的な業界にするために。

もっと誇れる業界にするために。

もっと人気のある業界にするために。

私が一生懸命説明しなくても、

「建設業ってカッコいいよね」

「建設業って面白そうだよね」

そう思ってもらえる業界にしたい。

そしていつか、

「あの時、建設業に行けばよかった」

そう言われる業界にしたい。

その未来を本気でつくりたい。

私たちはそれを、

建設業2.0

と呼んでいます。