就職活動をしていると、
「もっと良い大学の人がいる」
「インターン経験がすごい人がいる」
「自分には特別な強みがない」
そんな不安を感じることがあるかもしれません。
少し前まで、就活のライバルは同じ学生でした。
誰が内定をもらうのか。
誰が評価されるのか。
そんな競争だったように思います。
でも今は、少し状況が変わってきています。
私たちの働く環境は、AIの登場によって大きく変わり始めています。
最近ではAIが、
資料を作ったり、
情報を整理したり、
データを分析したり、
文章を書いたりすることもできるようになりました。
少し前まで若手社員が時間をかけて行っていた仕事を、短時間でこなしてしまうこともあります。
だからこそ、
これからは「知識を持っていること」だけでは差がつきにくくなるかもしれません。
世界に目を向けると、
建設業や設備業、製造業など、
現場を支える仕事の価値が改めて見直されています。
なぜなら、
どれだけAIが進化しても、
建物は実際に建てなければならないからです。
現場で働く人がいて、
協力会社がいて、
地域の人がいて、
たくさんの人が関わりながら一つの建物は完成します。
そこには、人と人との関わりがあります。
例えば建設現場では、
資材が予定通り届かないことがあります。
天候が急に変わることもあります。
設計変更が発生することもあります。
そんな時、
AIは情報を整理したり、選択肢を示したりすることはできます。
でも、
「どの選択をするのか」
を決めることはできません。
最後に判断するのは人です。
そして、その判断に責任を持つのも人です。
施工管理という仕事を聞くと、
図面を見る仕事や現場を管理する仕事をイメージするかもしれません。
でも実際は、
人を動かし、
チームをまとめ、
判断を重ねていく仕事です。
数十社の協力会社と連携しながら、
安全や品質、工程を守っていく。
現場では毎日のように判断が求められます。
だからこそ、
施工管理は単なる管理者ではなく、
プロジェクトを前に進めるリーダーなのです。
佐伯綜合建設では、
BIMや遠隔管理、社内DXを進めています。
それは人の仕事を減らしたいからではありません。
むしろ逆です。
単純な作業はデジタルに任せ、
人はもっと大切な仕事に集中できるようにしたい。
人と向き合うこと。
チームをまとめること。
判断すること。
未来を考えること。
そうした仕事に時間を使ってほしいと考えています。
企業選びをするとき、
給与や休日はもちろん大切です。
でも、もう一つ考えてほしいことがあります。
それは、
「5年後、自分はどんな人になっていたいか」
ということです。
AIに指示される側になりたいのか。
AIを使いながら、人を動かし、判断する側になりたいのか。
その視点で仕事を見てみると、
企業選びも少し違って見えてくるかもしれません。
就活は、内定を取るためだけの活動ではありません。
これからどんな人生を歩みたいのか。
どんな人間になりたいのか。
それを考える時間でもあります。
AIがどれだけ進化しても、
最後に決断するのは人です。
人をまとめること。
責任を持つこと。
未来をつくること。
そんな力は、これからますます価値を持つはずです。
もし少しでも、
「自分もそんな仕事をしてみたい」
と思ったなら、
ぜひ建設業という選択肢にも目を向けてみてください。