就活は5年後の自分を考える時間

常務ブログ

2026.05.24

就活をしていると、

「やっぱり大手の方がいいのかな」

そう考える瞬間があると思います。

知名度。
安定。
福利厚生。
大規模プロジェクト。

それは、間違いなく大手企業の強みです。

実際、私たちも、
大手企業には多くの魅力があると思っています。


でも。

少しだけ、
考えてみてほしいことがあります。

5年後。

あなたは、
“何ができる人”
になっていたいでしょうか。


数億円規模の現場で、

職人さんや協力会社と打ち合わせをしながら、
工程を動かしているでしょうか。

後輩から、

「これ、どうしたらいいですか?」

と相談される立場になっているでしょうか。

お客様へ説明をしながら、
自分の判断で現場を動かしているでしょうか。

それとも。

まだ、
決められた仕事の一部だけを担当しながら、

「自分って、何ができるんだろう」

そんな不安を抱えているでしょうか。


もちろん、
大手企業が悪いわけではありません。

大規模案件もあります。
高い専門性もあります。
整った教育制度もあります。

でも。

会社の名前だけで、
5年後の成長が決まるわけではありません。

どんな経験を積めたか。

どれだけ挑戦できたか。

その積み重ねが、
未来をつくっていきます。


佐伯綜合建設では、

成長は、

「経験の質 × 試行回数」

で決まると考えています。

若いうちから挑戦する。
失敗する。
相談する。
改善する。
もう一度やってみる。

その繰り返しが、
少しずつ“現場を動かす力”になる。

だから私たちは、

“若いうちにどれだけ経験できるか”

を大切にしています。


もちろん、
最初から上手くいくわけではありません。

図面を見てもわからない。
現場で緊張する。
段取りで失敗する。

「向いていないかもしれない」

そう感じる日もあります。

実際、佐伯の社員も、
最初から完璧だった人ばかりではありません。

悩みながら、
支えられながら、
少しずつ成長しています。


でも。

佐伯には、
「まずやってみよう」
と言える空気があります。

20代の社員が、
50代の部長へ相談する。

図面を片手に、

「これ、合っていますか?」

と聞く。

部長は手を止め、
椅子を回し、
一緒に考える。

そんな光景は、
佐伯では特別ではありません。


そして今、
佐伯ではPAS活動も進んでいます。

PAS活動とは、
若手社員主体で行う、
現場DX・改善活動です。

特徴は、
単なる“改善提案”ではないこと。

実際に、
ワークフローそのものを変えていく活動です。


例えば。

若手社員たちが集まり、

「この共有方法、もっと分かりやすくできないか」

「この作業、もっと効率化できないか」

そんな議論を重ねる。

現場で感じた違和感を、
改善へつなげていく。

そして実際に、
運用そのものが変わっていく。


建設業界ではまだ、

“若手は教わる側”

という空気が強く残っています。

だから、
入社数年目の社員が、

「このやり方、変えませんか?」

と提案すること自体、
珍しい世界です。

でも佐伯では、
その声をちゃんと聞く。

若手も、
“会社を変える側”
に回っています。


もちろん、
DXも改善活動も、
まだ発展途中です。

正直、
試行錯誤の連続です。

上手くいかないこともあります。

でも。

完成されていないからこそ、
若手が挑戦できる。

若手の意見で、
会社が変わっていく。

そこに、
佐伯の面白さがあると思っています。


そしてもう一つ。

どれだけ良い経験ができても、
途中で辞めてしまえば、
成長は積み上がりません。

だから私たちは、
定着率も大切にしています。

相談しやすい空気。
支え合える環境。
働きやすさ。

建設DXも、
社内DXも、
オフィス改善プロジェクトも、

すべては、

「社員が長く成長できる会社をつくるため」

につながっています。


就活では、
どうしても“今”を見てしまいます。

初任給。
休日。
知名度。

もちろん、
それも大切です。

でも。

本当に大切なのは、

“5年後、自分がどんな力を持っているか”

なのかもしれません。


5年後。

数億円規模の現場を動かしているのか。

後輩に頼られる存在になっているのか。

改善を提案し、
会社を変える側に回っているのか。

その未来は、

会社名だけでは決まりません。

どれだけ挑戦できたか。

どれだけ経験できたか。

その積み重ねで、
未来は変わっていきます。


就活は、
会社を選ぶ時間ではなく、

5年後の自分を選ぶ時間。

だからこそ。

“今どこが人気か”ではなく、

“5年後、自分が誇れる仕事をしているか”

を、
就活の軸に置いてみてください。

その視点で会社を見ると、
今までとは少し違う景色が見えるかもしれません。

佐伯綜合建設 常務取締役 佐伯佳優