新オフィスへの移転から3か月が経過しました。
「働きやすい環境づくり」「部署間連携の強化」「建設DXの推進」を目的として整備した新オフィスですが、実際に運用してみることで、多くの成果とともに新たな課題も見えてきました。
今回は、運用開始から3か月時点で感じている成果と課題についてご紹介します。

フリーアドレスやオープンスペースの活用により、部署を越えたコミュニケーションが増えました。
現場担当者、設計担当者、DX推進担当者などが気軽に情報交換できる環境となり、これまで以上にスピーディーな意思決定や課題解決につながっています。

大型モニターやWeb会議システムを活用し、現場や協力会社とのオンライン打ち合わせも日常的に行われるようになりました。
BIMデータの共有や遠隔での打ち合わせも円滑になり、移動時間の削減や業務効率化の効果を実感しています。

休憩スペースやコミュニケーションエリアの整備により、社員同士の交流機会も増えています。
「相談しやすくなった」「他部署との距離が近くなった」など、職場環境に対する前向きな声も多く聞かれるようになりました。
フリーアドレスの導入により柔軟な働き方が可能になった一方で、
といった課題も見えてきました。
より効率的な運用に向け、運用ルールの見直しを進めています。
フリーアドレス環境では、社員同士が気軽に相談できる反面、相手を探す時間が発生する場面もあります。
現在、空調設備会社と連携し、換気システムなどのデータを活用したオフィス内の所在把握・可視化の仕組みづくりについて検討を進めています。
プライバシーへの配慮を前提としながら、コミュニケーションの円滑化と業務効率向上を目指しています。
新しい設備や仕組みを導入したことで、運用ルールの重要性も改めて認識しました。
会議室利用、共有設備管理、デジタルツールの活用方法などについて、一部で認識の違いや運用のばらつきが見られています。
今後はルールの見直しだけでなく、周知・徹底まで含めた継続的な改善を進めていきます。
新オフィスでは様々な社内システムやIoT機器を導入していますが、社員によって活用度合いに差があることも見えてきました。
など、部署や個人によって利用状況に違いがあります。
今後は研修や勉強会、活用事例の共有を通じて、全社員のデジタル活用力向上に取り組んでまいります。
新オフィスは社員の働きやすさ向上だけでなく、当社の建設DXや働き方改革を体現する場でもあります。
しかし、その価値を十分に社外へ発信できているとは言えません。
今後は、
などを通じて、新オフィスそのものを当社の技術力や企業文化を伝える場として活用していきたいと考えています。
新オフィスへの移転から3か月が経過し、多くの成果とともに新たな課題も見えてきました。
コミュニケーションの活性化やDX環境の整備など、当初目指した効果は着実に現れています。一方で、フリーアドレス運用や在席状況の可視化、運用ルールの浸透、人材育成など、実際に運用して初めて分かる課題も少なくありませんでした。
設備投資だけでは組織は変わらない。新しい環境を活かすためには、運用ルールの整備・徹底・継続的な改善が不可欠であることを実感しています。
また、
DXの課題はシステムではなく人にある。新オフィスの運用を通じて、設備やシステムの整備と同じくらい、人材育成の重要性を再認識しています。
さらに、
良いオフィスをつくることが目的ではなく、そのオフィスを通じて新しい建設業の姿を発信していくことが重要だと感じています。
佐伯綜合建設では、「BIM」「遠隔管理」「社内DX」を建設DXの柱として、これからも働き方改革と生産性向上に挑戦してまいります。
新オフィスも完成形ではなく、社員の声を取り入れながら進化し続ける環境として育てていきます。
常務取締役 佐伯佳優
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