社長コラム 2023.11.06

税務調査を受けて

 10月16日から24日まで税務調査が行なわれました。対応していただいた社員の皆さんには、通常業務を行ないながら、資料提供や聞き取り調査にご協力いただきありがとうございました。月末には最終確認が終わりました。

 私はこれまで経営者として、正しい決算を行なう事を心掛けて来ました。そうするために毎月の入金及び支払い内容が正しく計上されているかを会計事務所にチェックしてもらい、不明な点は明らかにする様にして来ました。又、会社を経営していく上で現状がしっかりと観える様にしなければ、適切な経営は出来ないと考えて来ました。そのために、実行予算の早期作成や着工前発注それから、毎月の出来高を明確にするために進行基準による決算書作成にも取り組んで来ました。皆さんには、これらの課題にしっかりと取り組んでいただき税法上においても経営という観点においても、正しい決算が出来ていると思っていましたので、税務調査についても小さな間違いはあったとしても大きな間違いは無いと思っていました。

 しかし今回は、経費として認められない大きな金額の追徴事案が発生してしまいました。どっと原価における工事経費で計上されている項目で、契約書も稟議書も無い税務当局からするとグレーなものがありました。私たちからすると「この支払いはこういうものです。」と言っても、その実態が明確でない事や不相当な金額については認められないという事でありました。私としてもうかつであったのは、外注発注においては、少額であっても「注文書」を作成する事が徹底されているのに、工事現場経費における項目の中に「契約書」も「稟議書」も無く大きな金額が支払われている事に気づかなかった事であります。又、素人の安易な考えや知識で支払い科目を決めてしまっている事についても、しっかり改めていかなければならないという事を痛感させられました。

 法人税法については、とても複雑で素人が適当な判断をすると思いもよらない間違いを起こしてしまう事があります。今後については、①契約書を必ず交す事 ②稟議書を必ず作成する事 ③税法上の扱いを本社に確認する事等管理体制を整備していかなければならないと思っています。

 今回大きな追徴を支払わなければならない事になった訳ですが、私はこれらの事が明るみに出た事は良かった事だと思っています。これから我社が成長していくためには、正しい考え、正しい行動は不可欠であります。ですからもし、これらの事が見過ごされて流れていった時の事を思うと「ゾッ」とします。

 皆さん、いつも申し上げますが、私たちが目指している方向は間違っていません。目指す目標に向かって全ての部門で正しい考え、正しい行動を心掛け私も会社も大きく進化していきましょう!

Return to list Return to list

Contact

弊社へのお問い合わせは
こちらの
メールフォームからご連絡ください