社長コラム 2024.01.24

令和六年新年を迎えて

社員の皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年は、一日元旦に最大震度7の能登半島地震が起き大きな被害が出ました。そして、二日には羽田空港において航空機事故が起こり、二〇二四年のスタートは衝撃的なものとなってしまいました。被災された方々に対しては、心からお見舞いを、そして亡くなられた方々に対しては、心からお悔み申し上げます。私たちも何が出来るかをしっかり考え行動していきたいと思っています。

 さて、本年は、甲〈きのえ〉辰〈たつ〉三碧木星中宮年であります。昨年の陰から陽に変わり、良い事も悪い事も表面化してくる年であるようです。椿大神社の山本宮司は、今年目標とすべき一字として「興」を示され、「すべてを起こす、興して勢いをつけ前進する」を目標とされました。過去のこだわりを捨て、魁でなければならないと言われています。これをもとに、私ども佐伯グループについて考えてみますと、この数年取り組んできた結果が、昨年から少しずつ現れてきています。良い事でいえば、二十億円を超える案件の受注ができるようになってきたことやフロントローディングの取り組みの成果が出始めて来たこと等です。他にもいろいろな成果が出て来ています。一方で、安全管理や品質管理の不足による事故や品質不良も出て来ています。又、各個人においても交通マナーやコンプライアンス等において問題となることも見られました。こうした状況をふまえて判断いたしますと、佐伯グループにおいては、先に述べたような良い事も悪い事もどんどん表面化するという事です。良い事が表面化することは良いのですが、悪い事がたくさん起こっては大変です。

 私たちは、ここ数年「ダントツの安全・品質・生産性」の実現を目指してきましたが、先に述べたようにレベルは確実に上がってきていますが「ダントツ」には至っておりません。私は、今までの延長線上だけの取り組みでは「ダントツ」の実現には至らないのではないかと思っています。つまり、新たな管理の方法を考えなければならないという事です。このことについて、年末年始考えてみました。その結果として出した答えは、組織としても個人としても「日々の6C・5Sの徹底」であります。これが、実践できれば6C・5Sのレベルは格段に上がり、「ダントツ」を実現できると考えます。もちろん、フロントローディングや遠隔監理、RPA、生成AI活用も積極的に推進していくことが必要条件だと思っています。

 皆さん、本年度は皆さんが前向きに取り組んできていただいたことが良い結果としてどんどん現れてきます。とても楽しみであります。改善すべき事はしっかり改善していきましょう。キーワードは、組織においても個人においても「日々の6C・5Sの徹底」です。龍のごとく思い切ってチャレンジして、組織としても個人としても大きく進化していきましょう。

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